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みなさんこんばんは。
劇団動物園、久米こと十和田純栄です。
動物園は先日、無事に道東小劇場祭を終え、北見に戻って参りました。
詳しい報告は後に譲りますが、芝居を愛する人たちが集まり、
芝居への愛が詰まった茶館工房という空間で、芝居を愛するお客様と共に、
密度の濃い時間を共有させていただくことができたことは、
本当に幸せなことで、私自身、大変勉強になりました。
本当に楽しい時間だったと思います。
この素晴らしい機会を実現させて下さった劇団演研の方々、劇団北芸の方々、
そして、劇場に足を運んで下さったり、温かく見守って下さったお客様。
本当に、ありがとうございました。
演劇祭は今週末まで続きます。
先週末にご都合が合わなかった方、今週末にご都合がつく方、どうぞ足をお運び下さい。
動物園は、次は、11月8日の札幌公演にむけて動き始めることとなります。
帯広でいただいた貴重な感想や、経験を糧に、「ホテル山もみじ別館」を、
より深く、味わい深い物にできるよう、研鑽を続けたいと思っています。
「ホテル山もみじ別館」を創る場に在りながら、
いつもいろいろなことを感じているのですが、
作品に関わることもあり、今年はいつもより、
木々の変化に敏感になっているように感じます。
道東に住み着いてはや10年。
この地には、本当に、美しい風景が多いと、いつも新鮮な驚きを感じています。
元々、理科を専攻しており、自然科学に興味はあるのですが、
海、山、川などの自然を見に行き、
風景を見ながらあれこれと物思いにふけることが好きで、
休日に限らず、稽古がオフの日や、ほんの少しの隙間時間にふらりと行ったりします。
先日も、いきなり海が見たくなり、
夕陽に染まる漁港でしばらく
ぼんやりと考え事をしてみたりしたのですが。
太陽にまつわる風景を取り上げるとき、
黎明、日の出、朝日、などの一日の始まり、
そして、落陽、日没、夕焼けなどの一日の終わりを取り上げることの2つが多く、
日中の太陽はあまり注目されないよなあ、と、ふと思ったのですね。
「はじまり」と、「おわり」。
他の生き物と大きく一線を画す点として、
人間という生き物には、「感動する」という動詞が存在しており。
そしてそれは、人間が人間として生きていく上で、欠かせない営みの一つであって。
それら「感動」には、必ず何らかの、
「はじまり」と「おわり」が内包されているような気がするのです。
星の誕生と終焉が、最も輝くように。人の出逢いと、別れのように。
…でもしかし。
荘厳な朝焼けも、たそがれの残り陽も、
実は同じ物の見ている角度が違うだけなんだよなぁ、とも、思うのです。
太陽自身は、淡々と、何も変わらず動き続けているだけなのだと。
酷くドラマチックで感情的な事件も、無機質で定番化した日常も、
角度が違えば、全く違う物に見えてくるはず。
太陽がそうであるように、生命がそうであるように、
全ての物は、存在そのものが、感動的なのだから。
…と、そんな物思いにふけってみた秋の夕暮れだったのでした。
寒くなってきました。みなさん、お身体を大事に過ごして下さい。では。
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