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先の報告にもあります通り、去る10月10日(土)・11日(日)、第6回道東小劇場演劇祭に参加するため、帯広に行ってまいりました。釧路の劇団北芸、帯広の劇団演研、そして我々動物園の3劇団が2日で1ステージずつの公演を行うすてきなお祭です。
地元帯広、十勝管内、釧路管内、網走管内、札幌、横浜そして今回は関西からも・・・ご来場頂きましたすべての皆様、また、この度の演劇祭開催に際しましてご協力頂きました後援団体、広告主様、取材・宣伝にご協力頂きました各方面の方々、皆様のおかげをもちまして第6回道東小劇場演劇祭は大盛況の内に終了することができました。心より、お礼申し上げます。ありがとうございました。
あわせて、動物園の直前公開通し稽古に足を運んで頂きました皆様、貴重なご意見と励ましのお言葉、たくさんの差し入れ、ありがとうございました。多くの人たちに支えられている、自信を持って帯広に赴くことができました。
今回、我々動物園は昨年10月に第20回記念公演で上演した「ホテル山もみじ別館」をひっさげての参加でした。昨年の初演では、作者である鈴江俊郎様をはじめ、多くの方々にご好評を頂き、同時に初めての書き下ろし作品ということもあり、末永く上演し続けることで、より深みを増していくであろう、楽しみな作品であるとのお言葉も頂きました。
今回はその初再演?です。演出曰く、本のおもしろさを素直に舞台にのせ、二組の男女の関係性を中心に描き、見る者に景色を見せたいと挑んだ初演に対し、今回は登場人物一人一人の人間性やバックボーンをより色濃く表現し、その上で前回同様、お客様のそれぞれのイマジネーションに、訴え?預け?ゆだね?ぶつけ?るところに力点をおいた作品です。個人的には今回の作品は、見せ方として作品のテーマをより明確に鮮烈に、ストレートに表現する形だったのかなぁとも感じます。(私が言うと言葉足らずで、申し訳ないのですが・・)
動物園の帯広での公演は2004年の第4回演劇祭「東京物語」以来。
私自身、帯広のステージに立たせて頂くのは1996年11月の「物語 威風堂々」以来!?実に13年ぶりになります。さらに現在の劇団演研様の「茶館工房」では初めて公演させて頂くということで、感激も緊張もひとしおでした。
そんな昔々・・初めて帯広の舞台に立たせて頂いた時に強烈に感じたことは、帯広のお客様の「いい物はいい!」「つまらんものはつまらん!」という芝居に対して、劇団に対して、厳しくも、暖かい視線。さらに当時の私の作品に対する見方の1枚も2枚も上をいく、作品の見方、とらえ方・・・「これが劇団演研と共に歴史を築いてこられた帯広のお客様か・・・。」そんな衝撃を受け、自分たちも北見のお客様たちとそんな歴史を重ねていけたら・・・そんな関係を築いていけたら・・・と思い憧れた存在なのです。
そんな帯広の舞台に立てる・・・。
期待と緊張と不安と喜びと恐怖とが入り交じる気もちでいざ、帯広へ!
もちろん緊張感はありながらも、いざ到着し先輩劇団の方々と顔を合わせると、
喜びとともに気合いも入り、これから始まる祭りに否が応でも、心は躍ります。
そしてゲストの登場。
道東小劇場演劇祭では、毎回アフタートークゲストをお招きしています。この演劇祭が惰性で回を重ねることのなく、自分たちの作品が自己満足に終わることのないように、そしてもちろんお客様に楽しんで頂くために、厳しく率直なそして客観的な批評をして頂こうというというのが目的です。今回のゲストは、畑澤聖悟様。青森県在住、劇団「渡辺源四郎商店」主宰、現役の高校教師で演劇部顧問、劇作家であり演出家、そして家庭人として、幅広く活躍されている方です。
始まってしまえば、やはり楽しく、嬉しく、夢のような2日間でした。
3つの劇団が一堂に会し、互いに協力し合って舞台を作っていく、お客様が興奮し、高揚し、そして満足げに劇場を後にされる表情を見るのは、それまでの苦労を吹き飛ばすこの上ない幸せな瞬間です。
おかげさまで各作品いずれも好評を頂き、アフタートークにもたくさんの方々が残ってくださいました。
畑澤さんは熱くエネルギッシュな方でした。一見美術の先生とはイメージしにくいその迫力ある風貌(人のことは言えませんが・・・)ユーモアにあふれ、様々な顔と広い視野を持って芝居に携わっている畑澤さんならではの多彩な視点と豊富なアイデア、この演劇祭の意義、地域にもたらす効果、地方で芝居に携わること等、その話の内容はもちろん、そこに見える畑澤さんの芝居に対する真摯な姿勢と情熱に、お客様も我々もすっかり引き込まれてしまいました。アフタートークもその後の打ち上げも時間がいくらあっても足りないほどでした。作品をほめて頂いたことも、作品のレベルの高さに刺激を受けたと言って下さったことももちろん嬉しく、自信となりましたが、それにもまして嬉しかったのは、それぞれの土地で芝居を続ける畑澤さんと私たちが、抱く思いを共有できたこと。そして、この演劇祭に終わることなく、ぜひこれからもお互いに交流しあい、刺激しあい、つながり続けていきたいと言ってくださったこと。
前回の演劇祭のゲストの鈴江俊郎様との出会いが、その後の動物園への作品書き下ろし、鈴江さん主催の演劇ユニット「昼の月」の今年の道東ツアーへとつながったように、畑澤さんとの出会いが、またひとつ新たな自分たちのかけがえのない財産となったことが、とても嬉しかったです。
畑澤さん、お忙しい中、遠方まで足を運んで頂き、幸せな時間を本当にありがとうございました。遠くない将来、また劇場でお会いできますことを心より楽しみにしております。
帯広演研の皆様、この度は大変お世話になりました。
また、我々の公演に際し色々ご配慮頂きありがとうございました。
また、ぜひおいしいお酒一緒に飲ませてください。
楽しかったです。
演劇ユニット「昼の月」の押谷様、ご友人の清良様、遠く関西からのご来場、本当に嬉しく思いました。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
ジョージア様、すてきなお花ありがとうございました。
帯広まで届けられた思いに、一同感激いたしました。文字通り劇場にすてきな花を添えて頂きました。
見守られ、支えられていること、その思いが何より力になりました。
帯広を後にする際、みんなで一緒に写真をとらせて頂きました
第6回道東小劇場演劇祭は本日の、帯広演研「驟雨」の公演を持って終了となります。
たくさんのご来場誠にありがとうございました。
おまけ・・・
今回もう一つ特殊な状況だったのは、チケットがありがたいことに両日とも完売で満員状態、私たちは互いの本番を見ることはできないので、お互いゲネプロを見合うことに、ところがこの状況、本番に負けず劣らずの緊張感とプレッシャーなわけですよ!共に演劇祭を作っていく仲間とはいえ、作品に関しては、お互い楽しみながらも、何より厳しい視点で見るわけですから・・・そんなことにはたと気付いたら、一気に緊張感がMAXに!案の定、私などは観客の反応を気にしすぎ、いまいちな出来に終わってしまいました・・・。逆にそんなゲネを経験させてもらったおかげで、本番はかなり開き直って落ち着いてやることができ、感謝ですが・・・(笑)
そして・・我が動物園は次の公演へ。
すでに、お知らせさせて頂いているところですが、札幌公演を行います。
「ターミナルプラザことにPATOS」にて、来月11月8日(日)午後2時開演です。
札幌近郊の方、お知り合いがいらっしゃる方、お誘い合わせの上、さらに進化し続ける「ホテル山もみじ別館」へのご来場お待ち致しております。
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