私が「月」の洗礼を最初に受けたのが音楽。
結局、音楽からの影響が最も多い気がします。
最初が、
PINK FLOYD『THE DARK SIDE OF THE MOON』
日本題名は『狂気』、
コンセプトアルバムとして世界中で売れた作品です。
ドラマティックに展開する演奏に加え、
歌詞中に登場する単語「lunatic」の妖しさに心惹かれました。
「lunatic」は「狂人」を意味し、
夜空に煌々と光る月は古来から人々の心を狂わす存在と捉えられていたようです。
狼男が出現するのは満月の夜ですね。
そのほか、
KING CRIMSON『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』に収録された「Moonchild」のリリシズム、
夭折したNICK DRAKE『PINK MOON』の行き場のない切なさ、
GENESIS『SELLING ENGLAND BY THE POND』日本題名『月影の騎士』は
ガブリエルが唄う演劇的な詩の世界とシンフォニックな演奏が融合した妖しさ、
敬愛する日本の管楽器トリオCOMPOSTELA『歩く人』に収録された「月下の一群」、
バンド名がそのまま月である日本最古のロックバンドMOONRIDERSなどなど。